先週は、道の駅「石神の丘」に野菜を出荷している岩手町産地直売組合員の田中栄三さんのご協力のもと広大な畑におじゃましてきました~。
栄三さんは、野菜を自然農法で育てている方なので、興味津々……。
まず、ビニールハウスに案内され、そこには「白きゅうり」や「パプリカ」や「ナタマメ」など栽培していました。
白キュウリは収穫が終わりの頃だったんですが、栄三さんの野菜の育て方は、とてもユニークなので紹介しますね。
写真のように、白きゅうりがなっている足元に、青々しく育っているのは小松菜です。
なんと、この小松菜は「虫よけ」として白きゅうりの近くに栽培しているんだそうです。
虫は、小松菜に夢中になって白きゅうりまで来ないのだそうです。おもしろいですね。
ハウスの中で、枯れたものを発見!!
これは何?と思い聞いてみると「水菜だよ」と……
これは、水菜の種だそうで、先についている部分を手に取ってみると
中から水菜の種がすぐにポロッと出てきました。
栄三さんいわく種を蒔くときは、この水菜を束で持って土に振り回すだけだよと言っておりました。(笑)
ナタマメも育てていましたよ。
これは、ナタマメの花です!初めて見ましたが、綺麗な花をさかせてましたよ。
そうそう栄三さんは、堆肥も作っています。
なんでも、~野菜には無駄が一つもない~とおっしゃっていて産直で自分の売れ残った
野菜などは持ちかえって堆肥にするそうです。
堆肥の材料は、【米ぬか・残り野菜・山砂・もみがら等】
を機械で混ぜて後は放置して終わり。
ここにあるのは、3年経った肥料です。↓
堆肥を作っているビニールハウスにも案内されましたが、
堆肥からでる熱で真夏の暑さでした。
まだ、1年目の堆肥です。↓
3年かけて作る肥料にも驚きましたが、栄三さんは5年かけて作っている肥料もあるというので
見せていただきました。
山のようになっているこちらが、5年かけて作った肥料です!↓
栗の木が近くにあったので、栗が落ちていますが(笑)
果たして、5年かけた肥料が肥料として使えるか
栄三さんはある野菜をこの肥料の山に直接種を植えて
実証するそうです。何の野菜だと思いますか?
答えは↓
『かぼちゃ』!
なぜかというと、肥料に一番やけやすい「かぼちゃ」が育てば
『肥料として大丈夫だな!』と判断出来るからだそうです。
栄三さんが手に取って、見せてくれました!
野菜にとっては、ふかふかの布団の様ですね!
この肥料が使われている畑は、この通り↓足跡がくっきりと出てふかふかでした。 😮
この肥料を使って色んな野菜を作って出荷している栄三さん!
その野菜達を一部ですが、紹介します。
・シカクマメの花です。横にある細長いのはシカクマメ! ・シカクマメのアーチです!この横には、ゴーヤのアーチも
ありましたよ!
・これは、ナスで「京まんじゅう」という品種!丸いのが特徴 ・この白い花はオクラの花です!キレイですね。
ちょうど花の下に上を向いて育っているのがオクラです! 😮
・これは、紫ナンバンです!生でも辛くないですよ。
・これは、カラーニンジンです。白・黄色・黒の三種類があり ・カラーニンジンの種です!小さい毛がはえた粒が密集しており
ます。花の近くにアゲハチョウの幼虫がいますね。 この小さな一粒一粒がカラーニンジンの種だそうです。
とても、小さいぃ~!!
・ズッキーニは、茎が地を這うようになっているんですね。 😛 写真のように実を付けていましたよ!おいしそう!
まだまだ栄三さんが作っている野菜はありますが、今回はここまでにしておきます。 🙂
田中栄三さん、今回畑を見せていただき本当にありがとうございました。
私たち道の駅石神の丘の産直コーナーに並ぶ、このような元気な野菜は、ネットでお取り寄せすることができます♪
ぜひ一度お試ししてみてはいかがでしょうか?
いつもの食卓がもっと明るく、美味しくなったら、そんな思いです。