商品説明
岩手県の県北地方では、正月行事の一つとして、一月七日の早朝、食事前に山の近くに出かけ「ポーポア・ポーポア」と叫びながら餅をまき、あるいは木の枝に餅を差し込んで走り去るならわしがありました。
特に木地屋・そまとり・炭焼きなどの仕事をする人達はカラスを山の使いとしてあがめ、行事が済むまで山に入ってはいけないと言われていました。
沼宮内「明がらす」はこの行事にならい明け方にカラスの飛ぶ様子を胡麻で表し、鬼胡桃をたっぷり使い味を調えました。
鬼胡桃は清水を好み、山間の流れに生え風味あふれる木の実です。
当店の明がらすは、厳選した原料を使い吟味製造いたしております。
もし固くなりましたなら、かるく焼き上げて召し上がっても又格別な香味があります。